2018年03月12日

第12回「自然流ランニング大学」報告

 1973年、山西哲郎先生は東京・代々木公園で「ほるぷランニング学級」を開き、市民ランナー指導を始めました。そう、代々木公園こそは、指導者・山西の原点である。
 山西先生自身、それまで、ランニングは競技者のものだと考え、競技とは無縁の彼らになぜ呼ばれ、なぜ教えを請われるのか、よく分からなかったといいます。つまり、代々木公園に集まるランニング好きの彼らこそ、山西先生に走ることの楽しさを教えたといえるのではないでしょうか。
 2017年度最後の講習会は、この代々木公園で開かれました。テーマはファルトレーク走。公園の木々を縫い、アップダウンを利用して、遊ぶように走ります。代々木公園では、多くのラン仲間とすれ違いました。
 「今日はどうしたの?」
 「山西哲郎先生の講習会で」
 「ああ、あの、裸足で走ろうって人ね」
 「ぽるぷランニング学級」から45年。山西哲郎像はそれぞれのランナーにとってさまざまで、この人にとっては裸足になろうが一番印象に残っているのでしょう。
 公園までジョグ。公園内ではアスファルトを避け、土や芝の上を走ります。ウインドスプリントを2〜3本→速いスピードで1〜2キロ→5〜10分のジョグ→坂上り4〜5回→坂下り4〜5回→クールダウンのジョグ―。短い時間ですが、よい刺激になりました。(S)
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集合場所は岸記念体育会館。この日の練習について、山西先生(後姿)から説明を受けました
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代々木公園イベント広場では、「ふるさとの食にっぽんの食フェスティバル」を開催中
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公園内には結構、厳しそうな丘があります
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みなさん、がんばって!
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岸記念体育会館前には、由来となった岸清一像。後ろは国立代々木競技場
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2018年02月13日

第11回「自然流ランニング大学」報告

 「鍛錬と回復はランニングのハーモニー。これこそ人間の本質である」と山西哲郎先生。2月11日、東京海洋大学(江東区)で開催されたランニング大学のテーマは「休養のススメ」でした。
 活動すれば疲れる。休養をとれば回復する。当然ですね。しっかり走ったら休む。しっかり仕事をしたら休む。ランニングに限らず、日々、ココロとカラダの疲労をしっかり取り除くことが肝心です。授業では、学生全員がそれぞれの休み方を発表しました。人生のベテランが多いだけあって、さすがにみなさん、休養についての考察は深いですね。
 睡眠と食事は、回復のための基本。それから、人によっては「休肝日」。カラダへの負担だけでなく、酒の相手によってはココロへの負担にもなる。とはいえ、酔って笑ってストレス解消も必要。さらに、休養としてラン以外の運動。筋トレや自転車、スロージョグなどで、リフレッシュします。いわゆる、アクティブレストですね。
 実技は4班に分かれ、それぞれ「梅見の散歩」や「究極のリラックス」などをテーマに、大学周辺のランを楽しみました。(S)
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ストレッチも談笑も疲労回復に欠かせません
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海洋大のキャンパス内で、春を探しました
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豊洲から海側を臨む
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そして駆け出しました
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キャンパス内に戻り、明治丸前でストレッチ
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2018年01月30日

「のこぎり屋根と清流をめぐる桐生マラニック」報告

 7時2分北千住発、東武特急「りょうもう1号」に揺られ、やってきました・・・桐生(きりゅう)。1月28日、桐生マラニック愛好会の主催で、初の桐生マラニックが開催されました。
 桐生といえば、9秒台。いや違う。「裾野は長し赤城山」と、群馬県民ならだれでも知っている「上毛カルタ」に読まれた赤城山を望む群馬県東部の町のことです。「桐生はあこがれの町」と山西哲郎先生。
マラニックは、マラソンとピクニックで作った造語。ゆっくり走り、ときには歩き、ときには立ち止まって、風景や、仲間や見知らぬ人とのおしゃべり、おいしいものを楽しみます。
 桐生は古くから織物の町としてしられ、かつて工場だったのこぎり屋根の建物が随所に見られます。屋根がのこぎりの刃のようなぎざぎざで、北側の一面に窓がある。直射日光をさえぎりながら、効率よく採光し、かつ、音を天井に乱反射させ、騒音を防いだらしいと地元のランナーが教えてくれました。
 彼ら地元のランナーは夜明け前、空っ風の吹く渡良瀬川河川敷を走っているそうです。ご苦労さま。ジムのトレッドミルでころがっている、わたしなどとは、ここぞというところで差がでるんでしょうなあ。
 超ゆるゆる(10キロ未満)、ゆるゆる(約10キロ)、そこそこ(約15キロ)、満喫(約20キロ)の4グループに分かれて出発。もちろんわたしは満喫コースを選びました。まず、向かったのは水道山。トレイルランナー鏑木毅氏が高校時代、トレーニングした石畳の激坂があります。駆け下りてくる高校生諸君(中学生?)とあいさつをかわす。上りだけども余裕たっぷりの表情で「やあ、おはよう」。このやせがまんが重要ですねえ。
 このあと、徳川家ゆかりの天満宮などを経て、そば処「一生」でお昼。江戸時代から昭和にかけて酒や醤油を醸造し保管するため使用された蔵群の残る「有鄰館」で他のグループと合流しました。その後、桐生の繁華街などを走ってゴール。最後は、藪塚温泉のホテルふせじまに移動し、おふろと懇親会を楽しみました。
 参加者全員、子供のような笑顔がはじける。そんな笑顔を見ていると、また一層楽しくなる。マラニックってこんなに楽しいものだったんですね。(S)
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集合場所、中央公民館前の新川公園で準備運動
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水道山の激坂を余裕の走りで上ります
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裾野の長い赤城山を背景に渡良瀬川で記念写真
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有鄰館で各チームが合流
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有鄰館ではさまざまなイベントが行われるそうです
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雪の残ったのこぎり屋根
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