2018年06月13日

自然流ランニング大学例会(6月)報告

 お久しぶりです、小林先生! 「ランニングの世界・友の会」の元事務局長で、かつては当大学の常連講師だった小林均先生に、何年かぶりに実技の指導をしていただきました。ランナーとしての成長ぶりを見せたかったのですが、いかんせん、気持ちに体がついてこない。6月10日、東京海洋大学のある東京地方は雨。しかし、実技の最中はかろうじて降雨を免れました。
 ランニングフォームの改善が実技のテーマです。競技力は心・技・体の3つ。このうち、ランニングにおける技(術)は、作戦・ペース配分・ランニングフォームの3つです。市民ランナーはマラソン大会で勝とうというわけではないので、肝心なのはフォームのみといってもよいでしょう。指導は「接地のしかた」に絞って行われました。一度にいろいろ言われても混乱するだけですから、これはありがたい。
 効率のよい接地とは、次の2点です。
 ・接地した足の真上に体が来るようにする。
 ・足首、膝、腰をなるべく曲げないようにする。
 なるほど、簡単ですね。脚を前に踏み出したり、その際、膝が曲がっていたりすると、腰が落ちて前に進みませんものね。とはいえ、簡単な理屈に体がついてこない。そんなわけで、リバウンドジャンプや競歩を応用したドリルに取り組みました。最後に参加者それぞれの走りを動画で撮影し、あとで反省したり、誇らしい気分になったりしました。
 山西哲郎先生の座学は「ランニングと感性」がテーマでした。フォームはもちろん重要なのだけれど、走っているとき感覚も、大切にしなければならない。そんなお話でした。(S)
ランニング大学1.JPG
ケネニサ・ベケレ選手(エチオピア)を参考に、ランニングフォームについて話す小林先生
ランニング大学2.JPG
明治丸を背にストレッチ。その向こうにはタワーマンション
ランニング大学3.JPG
段差を使ったストレッチ。山西先生が見守る
ランニング大学4.JPG
フォーム改善のためのドリル
ランニング大学5.JPG
効率よい接地を目指し、いろいろやります
ランニング大学6.JPG
フォームの動画を撮影中
posted by miko at 11:29| Comment(0) | イベントレポート

2018年04月13日

「花のお江戸をマラニック」報告

 日差しも風も心地良い、ランニング日和。4月8日、東京都江東区越中島の東京海洋大学キャンパスを拠点に、春恒例の「花のお江戸をマラニック」が開催されました。「マラニック」は「マラソン」と「ピクニック」の合成語。走ったり歩いたりしながら、途中、名所旧跡を見学し、おいしいものを食べます。
 約80人の参加者は、超ゆるゆる(10キロ以下)、ゆるゆる(10キロ)、そこそこ(15キロ)、満喫(20キロ以上)の4つに分かれ、5〜10人のグループになって、それぞれのグループでコースを決めます。海洋大学からだと、築地から隅田川沿いを北上して両国を目指す。晴海、豊洲、さらには台場へと湾岸エリアを走る。深川の下町情緒を味わう−などが、オーソドックスなコースでしょうか。
 「満喫」コースのグループのひとつである私たちは、「鉄ちゃん」だというガイドの有無を言わさぬ引率で、江東区内の鉄道名所を巡りました。まずは、木場公園。ここの地下は都営大江戸線の車庫になっているのですが、地上からその様子はうかがえません。ここから親水公園を走り、小名木川と横十間川が交差するところ、Xの形にかけられたクローバー橋へ。近くの貨物線越中島支線の高架をくぐりました。
 そして、明治通りのショッピングモール「アリオ北砂」前の交差点。この交差点の名称は「小名木川駅前」だと標識にあります。なのに駅の姿は見えず、「駅はどこ?」とランナーたち。「アリオ北砂」の場所にはかつて、巨大な小名木川貨物駅があり、廃止されたものの、交差点にその名をとどめたというわけです。
 明治通りを南下し、南砂緑道公園に入りました。この公園はもとは、都電38系統(城東電車)の専用線でした、いまでは、すてきな桜並木に整備され、葉桜となっても花見を楽しむ人たちがいました。一団はさらに、東西線車庫(地上)を横目にしおかぜ橋を渡り、貨物線の終点(越中島貨物駅)や京葉線が地下に潜るところを見学しました。さらにさらに、以前はこの先に張り巡らされていた東京都港湾局専用線の「遺跡」も見ました。走行距離は21キロ。そんなに走ったら、マラニックにはならないとの批判も。でも楽しかったからいいじゃないですか。
 マラニック開始前には「走る楽しさ、走る喜び」をテーマとする山西哲郎先生の講演、快体健歩ランニングクラブ代表、佐々木誠氏によるストレッチの指導もあり、充実した一日でした。(S)
マラ1.JPG
山西哲郎先生の講演

マラ2.JPG
佐々木誠氏(左手前)の指導で入念にストレッチをしました

マラ3.JPG
出発前の記念撮影

マラ4.JPG
これが「小名木川駅前」交差点だ

マラ5.JPG
江東区内の細長い公園の多くは運河を埋め立てたものですが、南砂緑道公園は違います

マラ6.JPG
中央区晴海と江東区豊洲の間にかかる港湾局専用線「晴海橋梁」

マラ7.JPG
晴海地区を背景に記念撮影。後方の橋は未開通の環状2号線豊洲大橋

マラ8.JPG
佃島で「ゆるゆる」グループと合流
posted by miko at 21:00| Comment(0) | イベントレポート

2018年03月12日

第12回「自然流ランニング大学」報告

 1973年、山西哲郎先生は東京・代々木公園で「ほるぷランニング学級」を開き、市民ランナー指導を始めました。そう、代々木公園こそは、指導者・山西の原点である。
 山西先生自身、それまで、ランニングは競技者のものだと考え、競技とは無縁の彼らになぜ呼ばれ、なぜ教えを請われるのか、よく分からなかったといいます。つまり、代々木公園に集まるランニング好きの彼らこそ、山西先生に走ることの楽しさを教えたといえるのではないでしょうか。
 2017年度最後の講習会は、この代々木公園で開かれました。テーマはファルトレーク走。公園の木々を縫い、アップダウンを利用して、遊ぶように走ります。代々木公園では、多くのラン仲間とすれ違いました。
 「今日はどうしたの?」
 「山西哲郎先生の講習会で」
 「ああ、あの、裸足で走ろうって人ね」
 「ぽるぷランニング学級」から45年。山西哲郎像はそれぞれのランナーにとってさまざまで、この人にとっては裸足になろうが一番印象に残っているのでしょう。
 公園までジョグ。公園内ではアスファルトを避け、土や芝の上を走ります。ウインドスプリントを2〜3本→速いスピードで1〜2キロ→5〜10分のジョグ→坂上り4〜5回→坂下り4〜5回→クールダウンのジョグ―。短い時間ですが、よい刺激になりました。(S)
山西流1.JPG
集合場所は岸記念体育会館。この日の練習について、山西先生(後姿)から説明を受けました
山西流2.JPG
代々木公園イベント広場では、「ふるさとの食にっぽんの食フェスティバル」を開催中
山西流3.JPG
公園内には結構、厳しそうな丘があります
山西流4.JPG
みなさん、がんばって!
山西流5.JPG
岸記念体育会館前には、由来となった岸清一像。後ろは国立代々木競技場
posted by miko at 21:00| Comment(0) | イベントレポート