2018年10月15日

自然流ランニング大学例会(10月)報告

 14日、東京海洋大学(江東区)で開催された例会のテーマは「食と排泄とランニング」でした。ランニングの講習会で、「食」をテーマにしたものは結構ありますが、「排泄」まで含めたものはまれ。ランニングの世界・友の会で、なぜこのテーマが可能なのか。それは、会の代表を務めるのが、排泄ケアの第一人者、西村かおる、その人であるからです。
 さて、あなたは適切な排尿、排泄回数を知っていますか。排尿は1日4〜7回、排便は3日に1回〜1日3回が目安です。このほか、においや色も重要。とりわけ排便ではバナナ状であることが望ましいといいます。ランナーが気にするのは、レース前やレース中だけですが、日頃から排泄をコントロールすることが大切であり、それが健康的な生活に結びつくのではないでしょうか。
 講義では、理論ばかりでなく、西村先生の指導で尿漏れを防ぐための骨盤底筋訓練も体験しました。
 実技は、起伏地でスピードに変化をつけて走るファートレク(ファルトレーク)。丘や森、草地で行うのが理想ですが、都会だとそんな場所は少ない。小林均先生と中央区佃の隅田川テラスへ行き、土手のスロープや階段、歩道橋などを利用する方法を学びました。(S)
1.JPG
骨盤底筋訓練は、まず上体を伸ばしてリラックス
2.JPG
「階段を駆け上がれ」と小林先生(右端)。相生橋のたもとで
3.JPG
隅田川テラスの傾斜を利用してファートレク。後方に永代橋とスカイツリー
4.JPG
探せば、都会にもアップダウンがあります
posted by miko at 20:57| Comment(0) | イベントレポート

2018年09月19日

自然流ランニング大学例会(9月)報告

「ボーっと走ってんじゃねえよ!」
 チコちゃんに叱られた気分である。
 正しい走り方って知ってる? そのための練習とは? そんなことも考えず、楽しいから、ダイエットになるから、ビールがおいしく飲めるから・・・と、漫然と走っている人の何と多いことか。
かくいう私もそうである。
 「いいフォームの新入生は走り込みをやらせれば、どんどん良くなる」と大学監督時代を思い出して山西哲郎先生。だが、悪いフォームの人は走り込むほどに悪くなり、記録は伸びないし、故障の危険もある。
そうした話をこんこんと聞かされてから、快体健歩ランニングクラブの佐々木誠氏による、フォーム改善のための講義・実技に入った。
 長距離走のパフォーマンスは、体力(最大酸素摂取量、乳酸性代謝閾値)と技術(ランニング・エコノミー)で決定する。後者の上達を目指そうというものだ。
 佐々木氏によると、正しい走り方の基礎は、@腰(臀部)の高位安定A骨盤から上半身の懐(ふところ)を大きくとることによる前傾B左右それぞれの上半身の前への動き−である。意識することや、運動器の改善、その双方により、正しいフォームを身につける。
 頭では分かっても、実践はなかなか難しいものだ。今回、役立ったのは、各自のフォームのビデオ撮影である。坂道を利用し、上りの様子を、ドリル練習の前後で撮影した。自分の無様な姿と向き合うのはもちろん、他のランナーのフォームを、佐々木氏のコメント付きで見るのも参考になる。
 フォーム改善のためには、そのための練習を「定期的にする計画が必要」と佐々木氏。ボーっと走っていてはだめなのである。
9月例会は敬老の日の17日、山西先生を含む3人の70歳以上が参加して、東京海洋大学(江東区)で開催された。(S)
(1).JPG
1、2、3、ダー! 熱血、山西教室
(2).JPG
東京海洋大正門前を通過し、隅田川テラスへ向かう
(3).JPG
隅田川テラスで、フォーム改善のためのドリル
(4).JPG
坂を駆け上がるフォームを撮影
(5).JPG
佐々木氏が階段を使ったドリルを説明
posted by miko at 20:12| Comment(0) | イベントレポート

2018年08月21日

ランニングの世界・友の会夏合宿(8月17〜19日)報告

妙高高原(新潟県)での夏合宿。それは、山西哲郎先生が手取り足取り指南する幸せな3日間だった。それにしても、ランニング指導の第一人者である先生がなぜこれほど、初心者や高齢者、一介の市民ランナーの指導に情熱を燃やせるのか。その思いに応えたい。
 【初日】
 前日までの猛暑がうそのように、いっきに涼しくなった。われわれは、妙高スポーツ公園のトラックへ行った。気合を入れて5周走り、1周ごとのラップと、終了後の脈拍を計った。様子をS氏がビデオに収めた。あとでフォームをチェックするのだ。このあと、インターバル走と起伏走をした。
合宿1日1.JPG
夏合宿はスピード練習で始まった
合宿1日2.JPG
続いてインターバル走
合宿1日3.JPG
起伏走。S氏(左)がビデオを撮る

 【2日目】
 モーニングランは、長野と県境をなす関川の落差55メートルの苗名滝を目指した。水音が聞こえる。最近はセミの鳴き声ばかりだったから、気持ちがいい。早朝から、大学生や高校生のランナーが行き交う。若者は走りが軽い。約7キロ走った。
 宿に帰り、前日のビデオをチェックした。「Uさんは腕が振れていないね」。山西先生がそれぞれのフォームを解説する。他人のフォームを見るのも重要だ。観察力がつけば、自分のフォームもよくなる。「弱点を探すのでなく、よくなったところを見て」と山西先生は言った。
 このあと、われわれは、弁当をリュックに詰め、車で笹ヶ峰に行った。最初は牧場内をジョグ。ダムを渡り、長い階段を上り、夢見平でトレランを楽しんだ。下りでU氏がこけ、右膝をすりむいたが、すかさずY氏が、消毒液と絆創膏を用意する万全の救護態勢。全員が無事、完走した。約15キロ。
 特筆すべきは、宿の「ハイランドロッジ タケゲン」の食事のうまいことである。この日は、ノドグロを焼いたのが1人まるごと1尾出た。都合22キロ走ったあとだ。一番搾りも雪中梅もある。何という幸せ! だが、本当にうまいのは、高原育ちのナスとかウリとかタマネギだ。「タケゲン」では、自ら野菜を栽培しているそうだ。
合宿2日1.JPG
宿の前に午前6時集合。まずはストレッチ
合宿2日2.jpg
苗名滝までモーニングラン。学生諸君の邪魔にならないようにね
合宿2日3.JPG
苗名滝
合宿2日4.JPG
宿でフォームをチェック。左後方に山西先生
合宿2日5.JPG
ダムを渡り、夢見平に向かう階段を上る
合宿2日6.JPG
夢見平遊歩道

 【3日目】
 モーニングランはいもり池に行った。この日は、強豪大学が出場する「黒姫・妙高山麓駅伝」が開催され、いもり池にも中継所ができていた。約5キロ走った。
 その後向かったのは、野尻湖である。1周15キロを走る。湖畔を走るイメージだったが、実際は大半が森の中で、とても気持ちのいいコースだ。ただし、かなりのアップダウンがある。「調子はどうだ?」と車の助手席から山西先生が声を掛ける。「大丈夫です!」。気分はすっかり、駅伝選手だった。(S)
合宿3日1.JPG
いもり池の周りを走る。後方に妙高山
合宿3日2.JPG
車に分乗し、野尻湖に到着。コースと時間を確認した
合宿3日3.jpg
野尻湖畔を走る
合宿3日4.JPG
周回の大半は森の中
posted by miko at 21:13| Comment(0) | イベントレポート