2019年04月02日

春の花めぐりマラニック2019 with 山西哲郎(3月31日)報告

 朝はどんより曇った寒空だったのに、走り始めるころには晴れて、やがて汗ばむほどの陽気に−。格好のマラニック日和となりました。約70人が東京都江東区の有明スポーツセンターに集合。ゆるゆる(10キロ未満)、そこそこ(10キロ目安)、満喫(15キロ目安)の3コースで、10人一組のグループになり、街に飛び出しました。
 マラニックとは、マラソンとピクニックを組み合わせた造語。仲間と語り合いながら、ゆっくり走り、ときには歩き、途中、立ち止まって名所を見たり、おいしいものを食べたりします。
 有明スポーツセンターの前の通りは、かつての東京マラソンのコース。この手前でビッグサイトに向け左折していました。センターのお隣は、2020年東京五輪・パラリンピックの会場の一つとなる有明テニスの森公園(改装中)。晴海に建設中の選手村もすぐの距離で、周辺のあちこちに、五輪を迎える騒々しさが感じられます。しかし、多くの参加者のお目当ては、五輪より反対側のレインボーブリッジのようでした。
 行きまたは帰りを「ゆりかもめ」などの公共交通利用とし、芝公園や浜離宮を目指します。なにしろ、サクラの季節ですからね。ちなみに、レインボーブリッジは、芝浦ふ頭側はエレベーターで地上から上り下りするため、芝浦側から来ると最後が下りで楽、台場側から行くと最初、きつい上り坂となります。
 「ランニングはサンマだ!」と山西先生。えっ、ランニングは対話だったのでは? サンマとは3つの間。時「間」、空「間」を走り、仲「間」との時間を楽しんでください、ということでした。(S)
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出発前の参加者に「ランニングを楽しもう」と呼びかける山西哲郎先生
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スポーツセンター前で準備運動。「早く走ろうよ」と男の子
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ゆっくり走ると、いろいろなものが見え、さまざまな音が聞こえてきます
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道を譲ることも大切
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レインボーブリッジ前で記念撮影
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街のあちこちがサクラの花で彩られていました
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今川焼を食べながら、バックは東京タワーと増上寺
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2019年03月11日

自然流ランニング大学例会(3月10日)報告

 わたしはどんなフォームで走っているのか。自分で勝手に思い描いているのと、実際にどう見えているのかは、往々にして違います。そこで、録画してもらって見るのですが、今度はそれをどう評価すればよいのか。これがまた、難しい。そこで、他者と比べてみます。自分では、しっかり腕をふっているつもりなのに、もっとふれているランナーいる。この人と比べると、自分は肘をひくという意識だけで、前にふってないからではないか・・・。観察力を養うのも、訓練の一つといえるかもしれません。
 今回、参加者10数人のランニングフォームをビデオに収めました。教室に戻って、山西哲郎先生が解説します。
 東京海洋大学(江東区)キャンパス内の道路に100メートルのコースを設定。「ウオーキング」「速歩」「ゆっくり走」「持久走」「マラソン」「ハーフ」「5キロレース」のそれぞれを各自のペースで走り、フォームを撮影しました。タイムを取り、歩数を数えて、ストライド(歩幅)も計算しました。
 さて、フォームの講評。評価は、身体動作を各部に分けて見ることが重要です。具体的には(1)腕の動作=両腕のスイング動作の状態、前腕と上腕の動き(2)身体の前傾=キックのときの垂直方向との前傾角度(3)大腿の引き上げ(4)踵の臀部への引きつけ(5)足の接地の仕方−です。全体的な動作は、美しさ、柔らかさ、力強さなど感性的視点で見ることです。それにしてもみな、そこそこのスピードで走れば、結構いいフォームになるものですね。
 今年度の授業はこれで終了。来年度はどんなことを学び、どんな人たちと出会うのでしょうか。いまから楽しみです。(S)
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山西哲郎先生(左)を先頭にいざ、練習会場の「明治丸前芝生」へ
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明治丸のマストより高く、佃の高層マンションより高く、伸びをしました
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100メートルのコースでフォームの撮影会
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ウオーキングの様子もビデオに収めました
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教室に戻り、山西先生が各自のフォームを解説
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2019年02月12日

自然流ランニング大学例会(2月)報告

 本学を主催する山西哲郎先生にとって近年の最大の関心事は、「中高年にとってのランニング」ではないでしょうか。中高年のための指南「三途の川を走って渡ろう」(柏艪舎)を著したことでも分かります。山西先生と中高年ランナーとの出会いは50年前に遡る、というところから講義は始まりました。
 50年前のランニングブームは、1964年のマラソンで円谷幸吉が銅メダルを獲得した東京五輪を契機とするものでした。67年に始まった青梅マラソンは、第2の円谷となる若者を見出そうという趣旨だったのですが、実際には、中高年の参加者が多かったといいます。
 大学の指導者だった山西先生は乞われて、中高年ランナーの指導を始めました。彼らの体験談を本にまとめて出版したところ、5万部も売れ、驚かされたそうです。つまり、走る中高年が多かったということであり、やはり若者より、中高年が本を読むのだということでしょう。
 「退職後つぎつぎに病気にかかるゆううつな毎日。早朝マラソンが健康の良薬と聞き、町内の笑いものになって走る」。先生の本にある体験談のひとつです。
 「60歳になればランニング体験を言葉で表現しなければ。記録や順位もあるが、心の世界を語ろうよ」と山西先生。走るとき、自然と交わした対話、仲間との対話、自分との対話をそのまま、ほったらかしにしてはいけません。
 山西先生自身、年齢的にはもはや立派な高齢者ですが、寒空の下、グラウンドに飛び出し、実技の指導にあたりました。この日のプログラムは「鬼ごっこ」などのプレイが中心。2列に並び、「さくら」がコールされると、右側が逃げ、左側が追う。「うめ」だと、左側が逃げ、右側が追う。一方が間違えてぶつかりそうになるなど、中高年ランナーも子供のような笑顔がはじけました。
 例会は10日、東京海洋大キャンパス(江東区)で開かれ、染谷抗加齢研究所の染谷光亨所長によるアンチエイジングについてのお話もありました。(S)
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東京海洋大学での山西先生(右)の講義
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実技はペアになってのストレッチから
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先頭に立って走る山西先生(右から3人目)
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越中島の海洋大といえば明治丸。後方に湾岸地区のタワマンが見える
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1辺20メートルくらいの三角形を4人のチームで走るエンドレスリレー。笑顔がはじけます
posted by miko at 18:48| Comment(0) | イベントレポート