ランニング大学も3月のマラニックが中止となり、その後、開催の中止が続いていましたが、新型コロナウイルス感染が一時的に落ち着きをみせた11月にようやく今年度初のランニング大学を開催する事が出来ました。開催にあたり、参加者の安全第一を考え、場所は陸上競技場の他各競技場や多数の広場、BBQなどもできる密になりにくい都心から少し離れた広大な舎人公園を選択、参加募集は会員のみで人数制限を設けての開催にしました。

山西先生も体温計測
また当日は受付時に問診票記入や体温測定、講義中はマスク着用、手指消毒やソーシャルディスタンスを保ちながらの実施となりました。
講義の最初は山西先生に「コロナ時代のランニング」をテーマに青空教室の中、自然走やオリエンテーリングなどを学び、その後は実技としてみんなで公園内を散策、さらにはちょっと速めのスピードで走りたいグループ、そこそこの走りとウォーキングを混ぜたグループ、ウォーキンググループと3グループに分かれて公園内のあらゆる場所を自然走で楽しみました。

青空の下で講義



準備体操
ちょっと速めのスピードで走るグループはオリエンテーリングの日本代表の寺垣内さんに先導していただき、速いペースで不整地や斜面を走ったり、今度はゆっくりペースで走ったり、歩いたりと5分ごとに脈を計測、ペースによる自分の脈拍の違いを把握する事が出来ました。そこそこの走りとウォーキングを混ぜたグループは山西先生と一緒に走ったり歩いたり、フォームのチェックもありと会話も一緒に楽しみ、ウォーキンググループは山地先生と一緒に色々な経歴や走りについての会話をしながらとそれぞれの時間をグループごとに楽しみました。


落ち葉の絨毯の上を快走
実技の最後には山地先生の生理学的面からのお話を少しだけしていただき、続きは後日改めてお話をしていただく事になりました。
今回は短い時間でしたが、久しぶりに仲間と一緒に走ったり歩いたりおしゃべりしたりと、みんなで楽しい時間を一緒に過ごせたのが良かったと参加者全員に共通した感想でした。
このコロナ禍での開催に不安もありましたが、様々なマナーを守りながらも開催できた事、また昨今の事情を理解して参加してくださった方々に感謝いたします。

一日も早く以前のように安心してみんなで楽しい時間を一緒に過ごせる日がくる事を願うばかりです。次回の開催は未定ですが、幹事会でコロナ感染の状況をみつつ開催日を決定し、また皆さんにお知らせできる日を楽しみにしています。

山西先生と中西さん
今回は短時間でしたが、青空の下で解放された空間をみんなで過ごせた楽しい日になりました。