今回、参加者10数人のランニングフォームをビデオに収めました。教室に戻って、山西哲郎先生が解説します。
東京海洋大学(江東区)キャンパス内の道路に100メートルのコースを設定。「ウオーキング」「速歩」「ゆっくり走」「持久走」「マラソン」「ハーフ」「5キロレース」のそれぞれを各自のペースで走り、フォームを撮影しました。タイムを取り、歩数を数えて、ストライド(歩幅)も計算しました。
さて、フォームの講評。評価は、身体動作を各部に分けて見ることが重要です。具体的には(1)腕の動作=両腕のスイング動作の状態、前腕と上腕の動き(2)身体の前傾=キックのときの垂直方向との前傾角度(3)大腿の引き上げ(4)踵の臀部への引きつけ(5)足の接地の仕方−です。全体的な動作は、美しさ、柔らかさ、力強さなど感性的視点で見ることです。それにしてもみな、そこそこのスピードで走れば、結構いいフォームになるものですね。
今年度の授業はこれで終了。来年度はどんなことを学び、どんな人たちと出会うのでしょうか。いまから楽しみです。(S)
山西哲郎先生(左)を先頭にいざ、練習会場の「明治丸前芝生」へ
明治丸のマストより高く、佃の高層マンションより高く、伸びをしました
100メートルのコースでフォームの撮影会
ウオーキングの様子もビデオに収めました
教室に戻り、山西先生が各自のフォームを解説