2019年03月11日

自然流ランニング大学例会(3月10日)報告

 わたしはどんなフォームで走っているのか。自分で勝手に思い描いているのと、実際にどう見えているのかは、往々にして違います。そこで、録画してもらって見るのですが、今度はそれをどう評価すればよいのか。これがまた、難しい。そこで、他者と比べてみます。自分では、しっかり腕をふっているつもりなのに、もっとふれているランナーいる。この人と比べると、自分は肘をひくという意識だけで、前にふってないからではないか・・・。観察力を養うのも、訓練の一つといえるかもしれません。
 今回、参加者10数人のランニングフォームをビデオに収めました。教室に戻って、山西哲郎先生が解説します。
 東京海洋大学(江東区)キャンパス内の道路に100メートルのコースを設定。「ウオーキング」「速歩」「ゆっくり走」「持久走」「マラソン」「ハーフ」「5キロレース」のそれぞれを各自のペースで走り、フォームを撮影しました。タイムを取り、歩数を数えて、ストライド(歩幅)も計算しました。
 さて、フォームの講評。評価は、身体動作を各部に分けて見ることが重要です。具体的には(1)腕の動作=両腕のスイング動作の状態、前腕と上腕の動き(2)身体の前傾=キックのときの垂直方向との前傾角度(3)大腿の引き上げ(4)踵の臀部への引きつけ(5)足の接地の仕方−です。全体的な動作は、美しさ、柔らかさ、力強さなど感性的視点で見ることです。それにしてもみな、そこそこのスピードで走れば、結構いいフォームになるものですね。
 今年度の授業はこれで終了。来年度はどんなことを学び、どんな人たちと出会うのでしょうか。いまから楽しみです。(S)
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山西哲郎先生(左)を先頭にいざ、練習会場の「明治丸前芝生」へ
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明治丸のマストより高く、佃の高層マンションより高く、伸びをしました
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100メートルのコースでフォームの撮影会
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ウオーキングの様子もビデオに収めました
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教室に戻り、山西先生が各自のフォームを解説
posted by miko at 19:56| Comment(0) | イベントレポート