2024年01月05日

2023年12月 ランニング大学レポート

12月19日(日)の少し寒さが和らいだ日になりました。
今回のテーマは「陸上競技者の生活」として講師は、山梨学院大学出身、箱根駅伝に2回出場し優勝に貢献したランニング大学の幹事でもある比嘉正樹氏。
沖縄県宜野湾市出身で3歳の時に日本に返還された時代。お父様が競技会に出場しており、当時は学校に部活がなく20〜30代のランナーと一緒に練習していた時、当時の山梨学院大学の監督であった上田監督に熱望され、山梨学院大学に進学を決めたのが人生の転機。  
当時は山梨県がどこにあるのかも知らず、山梨に向かう時に感動したのは富士山と狩人のあずさ2号の歌に出てくる「特急あずさ」に乗って行った事だそうです。
大学時代の3大合宿はというと@宮崎県の青島での砂浜トレーニングA車山高原での山道トレーニングB本栖湖トレーニング。
沖縄はほぼ平地で、山梨や長野のようにアップダウンのあるところを走るのは初めての体験。アップダウンのみならず、トレランのため不整地、そこをトップスピードで走る先輩方の後をついていった車山高原や青島の砂浜でのトレーニングで走力がついていったそうです。また本栖湖トレーニングで感動したのは、今走っているここの景色は千年札に載っている本栖湖からの景色だと先輩から教えてもらった事。確かに千円札をみるとスライド写真と同じ景色でした。もう一つの名物は、青木ヶ原樹海ラン。道は先輩しか知らないため、必死についていったそうです。
卒業後は、学生時代車山高原で出会った松田千絵さんが所属されていた資生堂の実業団に入り、コーチや監督は不在であったため、選手達で練習メニュ―を決め、必ず男女一緒に練習していたことで、学生時代にはなかった自分達でいろいろ決めていく事を学んだと。
実業団は2001年に退社して地元沖縄へ戻り、那覇マラソンのラジオ解説をしたときにマラソンに再チャレンジを決めたようです。現在は若者に繋いでいって欲しい思いで、東京スポーツレクレーション専門学校のスポーツマネージメント(トレーナーになるための養成)を教えています。
比嘉氏の人生を含めた箱根駅伝の振り返りなどお話され、箱根駅伝はある意味、人生をかけたイベントであると感じました。
午後の実技はランニンググループとウォーキンググループに分かれて実施。ランニンググループは基礎のフォームから。骨盤前傾や足の運び方、手の使い方など見直しの時間でした。その後は学んだフォームを意識して隅田川沿いをランニングしてストレッチ腹筋などで終了。ウォーキンググループは山西先生が講師となり、ゆっくりストレッチしてから裸足で芝生のうえをウォーキング。その後は遊び感覚でボールを使いながらラグビーのようにパスしながらの運動。笑い多い時間でした。
2023年最後の開催となり、箱根駅伝の講義であったので2024年の箱根駅伝100回記念大会は各選手の思いやここまでの努力は想像以上のものだろうと思いながら、違う視点からもみられそうで楽しみになった日になりました。山西先生の五輪締めで年末の良い締めとなりました。
今年一年ありがとうございました。来年も来年もよろしくお願いいたします。   
文責:K

ここからは写真をお楽しみください。
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2023年12月03日

2023年11月 都内秋探しマラニックレポート 

11月19日(日)に亀戸スポーツセンターを起点にして、秋を探しにマラニックを開催。今回はランニング、ウォーキング、ファミリーの3コース設定で、ファミリーコースには9歳の男の子ファミリーも参加していただきました。
まずはそれぞれ参加コースに分かれて作戦会議。ウォーキンググループとファミリーグループは合同で行動することになりました。スタート前に集合写真でハイポーズ!
では、いってきま〜す!とランニンググループは早々にスタートです。
ここからは、ランニンググループのレポートです。ウォーキング&ファミリーグループの食欲の秋レポートはランニンググループの後に掲載します。

<ランニンググループ>
まずは亀戸天神目指し、早くも話が盛り上がりジョグ程度なのに早々に亀戸天神に到着。七五三のお参りや菊祭りが開催されており、さっそく秋景色を感じました。初めて訪れた方もいらして、亀の甲羅干しやスカイツリーもみられ気分もウキウキに。錦糸公園へ向かう途中に美味しそうなパン屋を発見。この近くにお住まいの方のおすすめのパン屋。ここは焼きそばパンがおすすめでお箸をもらってと。なぜ?と思いながらお箸もいただきました。パン好きメンバーだったので、ランチは公園でパンを食べる事に決定。うふふ。
錦糸公園では自衛隊の炊き出しや消防車の展示などイベントが開催されていました。
さて、両国方面へ吉良邸、時津風部屋を目指し再出発。勝海舟の生誕の地も発見し、両国駅までは歴史を思いだすようにタイムスリップコースに。フムフム。
両国駅には関取のミニ像があり、そこには歴代横綱の手形がいくつかある。横綱の手の大きさは半端ない。「あの手で叩かれたらたまらないわ〜」なんて会話しながら旧安田庭園へ。ここは無料開放されており、ちょっとした憩いの場になっており、眺めているだけで現実を忘れすれるくらいの庭園の景色。外国人も訪れていました。
早めに隅田公園に行ってのんびりランチにしよう!そうしましょう!隅田川沿いを走り、もう一軒美味しいパン屋があるから寄り道しませんか?の参加者の提案に賛同。またまたランチ用とお土産用にパンを購入。お腹すいた〜。隅田公園に到着。公園では家族ずれで子供たちが走り回っていたり、芝生で寝転がっていたりと青空の下でそれぞれの時間を過ごされていました。我々も芝生の上で美味しいパンでランチ。焼きそばパンはボリュームがありお箸必須!このためだったのか!と納得。どのパンも美味しかった!まったりした時間でした
では、向島百花園へ向けて出発。お腹いっぱいだけれど言問い団子でおやつ用にお団子を購入しながら向島百花園に到着。ゆずが実っていました。時間もなくなってきたのでゴール目指して参りましょう。少年野球やロードバイクライダーが多い荒川沿いを走り、旧中川沿いへとラン。旧中川では釣りやお散歩されている方、小魚、サギなどもいて景色の良い中で言問い団子のおやつをいただくため休憩。あと少し、ゴールに向けて頑張りましょう!今日の思い出を語りながら、川沿いをランラン。ゴールの亀戸公園は落ち葉もあり、秋景色が迎えてくれていました。お疲れ様でした。たくさんの秋を感じた楽しいマラニックでした。文責:K

<ウォーキング&ファミリーグループ>
以下タップ(クリック)してご覧ください。pdfファイルです

ここからは写真をお楽しみください。
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2023年11月09日

2023年10月講座 ランニング大学レポート

2023年10月21日(土)
今回は「高齢者のランニング」をテーマに深川スポーツセンターで開催された。
講師は箱根駅伝に3度出場され、60歳から再びフルマラソンを走るようになった近藤美明先生をお迎えし「私のランニング生活をそっとお話します」〜70歳を迎えても元気に走り歩くために〜と題してお話をしていただきました。
 70歳まで走る4つのポイントは@優勝したことがないためいつもチャレンジ精神でいられる。学生時代に身についた競技者精神が抜けなく、いまでもピストルに反応してしまう。A大きな怪我や故障がなかったこと。現在も週一回、月一回の割合で定期的に体のメンテナンスを行い、ケアを大切にしている。B仲間づくり。クラブなどに参加をして、仲間同士で語り合い、情報交換の場でもあるためこれが継続できる秘訣でもある。C適当&チャレンジ。楽しくなければ続かないので、いつも適当にこなしていくのも大切である。
 次に食事と睡眠。食事は管理栄養士である奥様のサポートがあり、すべて手作りで体調を管理してもらっているとのこと。奥様に栄養管理の方法などを伺ってみたくなりました。
 近藤先生のランナーとしてのターニングポイントは、高校受験の願書が希望していた高校ではない工業高校に願書を提出されてしまった事でした。その高校で実力がさらに開花し、また仲間の熱い想いを知る経験が今でも心に残っているそうです。
 大学に入学して1年生の時はただロードを走るだけの日々でしたが、校内で箱根駅伝区間別出場選手決定のための予選会が何度かあり、そこでも実力が認められ1年生で箱根駅伝の10区アンカーを走ることができたそうです。箱根駅伝を走ったのは約50年前、当時は現在のようにテレビ中継やSNSなどもなく、唯一ラジオ放送のみだったため連絡手段がない。そのため自分がどの位置で走っているのかもわからず、とにかく不安のまま走り続けゴールをしたとの思い出話でした。その後、3年生、4年生で出場されました。
 卒業後は30歳ころまで社会人ランナーをしていたが、年齢によるスピードダウンをきっかけに一度ランナーを辞めました。一時、ロードバイクに転向しチャンピオンにまでなったものの何度か怪我を経験したのをきっかけにロードバイクを辞め、40歳でマラソン復活。ここでも入賞の連続でいつしか家族が賞品を期待するようになり、トロフィーよりも賞品がもらえる大会を狙って参加していたと面白おかしく話してくださいました。そして今に至るターニングポイントはサロマ湖100kmマラソンに出場したことです。100kmは未知の世界。競技者精神が抜けず歩いたらやめると自分で決めたルールで出走したが、走り続けられ50kmに達したとき、ランナーの中に「ようやく50q」と言う人、「これから50km」と言う人に出会った。「これから50km」と言った人について行った時、これから再スタートだという気持ちになり、ここから「共に走る」スタイルに変えたのが59歳で今に至っているそうです。
現在は月に400〜450q走られており、毎日早朝、12q位を1〜2時間で同じコースではモチベーションが続かないため、バリエーションにとんだ3コースをその日の気分で決めて走られているそうです。脱帽。
 また前橋を中心に集まる時間、場所、人間作りをされており、30〜40人のメンバーだった練習会が、今では170名まで参加するような練習会も開催されています。高齢者になってまでも走り続けられるには、身をゆだねる、声がけをして仲間と参加するなどが秘訣らしい。
今後も仲間づくり、情報交換ができる場所や時間を提供し、「共に走る」をテーマに「はひふへほ」の気持ちで、3H(健康、ハートからくるありがとうの感謝、ハグ)を大切に思い走り続けられていくそうです。
 面白おかしく話されたので、笑いが多くあっという間に時間が過ぎてしまいました。私も「はひふへほ」の気持ちで高齢者になっても走っていられるようになりたいと思いました。
 午後の実技は隅田テラス周辺をランキングとウォーキングのグループに分かれて実施。
午前の講義の内容の続きなどを話しながら軽く汗をかく程度に楽しみました。
文責:K

ここからは写真をお楽しみください。
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